私は平成18年から障害者の生活を支援する県の部会委員を務めてます(殆ど手弁当ですが…)。
今日も県庁での会議に出席。福祉畑以外では民間唯一の委員として、主に障害者の工賃(=給料)を上げる施策について意見を求められています。
下の写真をご覧の通り、一般的な会社での就労が困難な障害者(B型作業所に毎日通っている方)の月工賃は全国平均14,190円(広島県平均は少し高くて15,551円)なんです。
これは日給じゃなくて月給!時給では170円台という低賃金です(最低賃金の適用外)。勿論、障害基礎年金も併せて支給されますが、より障害程度の重い1級でも月8万円程度。つまり、月に10万円に満たない収入しかない訳です。
障害を持たれている子供達の親御さんにとっての一番の心配は、自分が死んだ後に残される我が子の生活。だから少しでも彼らの生活を楽にしてあげたいと思って、このお役目を続けさせて頂いています。
そんなこんなの経緯から…常々私が許せないと思うことは、働けるのに働かないで生活保護を貪っている輩!能力の差はあれど、真面目に努力する人がちゃんと報われる世の中でなければおかしいですね。
p.s.ちなみに、私の父親は去年亡くなりましたが、50才を前に中途失明し仕事を辞めざるを得なかった障害手帳保有者でした。