診断指導

【経営戦略の策定『人体健康模型図』】

 代表者の山根敏宏は事務所開設以来、毎年100社超の中小企業の相談に対応する中で、どんな組織(業種・規模)にも通用するオリジナルの経営戦略論を基に診断指導を実践しています。それは『人体健康模型図』と名付けた誰にでもわかり易いフロー(※下図参照)で、私たち個々の人間も法人等組織体も「人」としての健康がベースという点で同じ。即ち、法人も人間の身体と同じく、「健康体」であるには神経は手足四肢の先まで敏感に機能しているか、血液は毛細血管の隅々まで円滑に循環しているかなどがポイント。

 この擬人化ロジックで17年間の経験から統計的に言えば、9割以上の組織は救える(プラスの方向)一方で、1割近くの組織は救いようがない(マイナスの方向)という残念な事実も明からさまに“見える化”されます。 後者の不本意なケースに共通するのは一言でいえば“経営陣が変われない”こと、つまり、社長の「不健康」が法人を蝕む主因になっているのです。また、社長が切羽詰って変わらざるを得ないと思えた“時は既に遅し”という悲しいパターンも少なくありません。

 私たち中小企業診断士は企業の総合医に譬えられることが多いのですが、やはり「健康診断」は必要です。そして悪い兆候は早期発見に限ります。中小企業の皆様には、何でも相談できる地元の名医を探されて「かかりつけ医」として継続的な関係を築いて頂きたいと思います。  

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