昨日は富士吉田→茅ヶ岳→金ヶ岳→明野ひまわり畑と周遊し、?台風や鹿衝突による列車運休遅れなど…本当に目まぐるしい1日でした。
3次に渡る脱出作戦も…結局、途中の富士宮停滞に終わりましたが、日付が変わる前の1時間に期待を超えるラッキーな出来事が相次いで発生。
“終わり良ければ全て良し”‥この旅最後のFB投稿は、富士宮で偶然お世話になった素晴らしいお店について記します。
【①富士宮焼きそば:名店「つぼ半」】
急遽ネット予約した②の宿に到着して即、腹ペコな胃を満たそうと画策‥出来ることなら名物の焼きそばが食べれれば御の字かな‥。但し、時間は夜の11時前なので、全く期待せずに近くで灯りが見えたお店「つぼ半」に入りました(※一瞬つぼ八と勘違いしましたが、富士宮には無いそうです)。
お店にはお客が一人も居ない(?台風のせい‥それとも…)、店主は座敷に横たわって仮眠中。正直、ヤバい店に入ってしまった!?‥とその時は後悔しました。
ところが、それが来年で還暦を迎えると云う超老舗、高齢の店主姉妹は二代目、お客さんは四代続く方も多いとのこと。
お客は私一人で貸し切り状態なので、
(1)マルモの蒸し麺(行商をしていたこの店を大きくしてきた逸話).
(2)魚介等具材(キャベツはオーダー毎に千切りするetc..因みにつぼ半の“つぼ”は昔、サザエを商いしていた名残だそうです)‥
(3)鉄板(年季の入った59年前から使用…側のテーブル部分のみ更新)…
(4)そして焼きそばの作り方(焼き方・ソース・隠し味etc.)などなどの楽しいお話をお聴きしながら下包み。
B級グルメ好きの自分は、今までに3度富士宮焼きそばを食べてますが…貸し切りだからお世辞を言う訳でもなく過去最高の味♪富士宮焼きそば楽会で云うところの“う宮!”ってヤツでした。
その時、ふと思い出しました。8年前に街づくりの視察で初めて富士宮を訪ねた時に、この店を探したが判らなかった名店だったことを…。
【②新感覚の宿:「キャビンハウスヤド富士宮店」】
所謂カプセルホテルと割り切って、当日直前予約特典¥2,900に何の期待もなく行ってみると、
(1)新しさ清潔さ(今年5月にオープン間なし).
(2)和モダン感覚(間接照明で落ち着いた雰囲気=世界遺産富士山へ来る外国人を意識か)‥
(3)接遇おもてなし(到着時のあたふたする自分への気遣い)…
(4)コスパ(当日特典でなくても概ね¥3,000台=部屋の入口はカーテンですが各々個室)などなど、是非また泊まりたい宿が見つかりました♪
登山で刻々と変わる絶景に出逢えた感動と同じく、偶然出逢った街の小さな良いお店(高くていい店は当たり前‥“安くていい”お店だからこそ発見と驚きで心躍る)で味わった五感の楽しい余韻に浸りながら、そろそろ帰広路につこうと思います。
p.s.今朝の富士山は雲の中です。