中小企業庁「商店街よろず相談アドバイザー」業務を引き続き遂行中。第3次先行締切期限の6月27日までに、ソフト事業(にぎわい補助)も更に追加で4件サポートしたほか、今回はハード事業(まちづくり補助)も新規3件の申請支援を行いました。この間、当初の受け持ちエリアである山陰島根県西部に加え、盛り上がりに欠ける地元広島市の緊急プロジェクト・リーダー就任を中国経済産業局から要請され、(多忙を顧みず…)地元貢献の一助になればと新たに活動領域を広げて対応させて頂くことにしました。
支援先は次の5団体。①朝日町商店街振興組合(浜田市:ソフト)、②浜田駅前銀天街協同組合(浜田市:ソフト&ハード)、③協同組合グリーンモール(江津市:ソフト&ハード)、④大田町本通り商店会(大田市:ハード)、⑤祇園町商工会(広島市:ソフト)。このうち、④は既に4月にソフト事業申請済の団体で、大田市中心市街地の抱える一大問題である3年前に破綻した共同店舗「さんのあ」の危険建物撤去と再生計画という数億円規模の大掛かりなハード事業での申請エントリーとなりましたが、そのまま放置せざるを得なかったであろう街の大きな課題解決にお役立ちする機会に恵まれたことは有意義でした。こうしたケースは、全国的に昨今進みつつある大型店競争の行き着く先を象徴する先行例として受け止めるべきと警鐘を鳴らしたい。