中小企業庁「商店街よろず相談アドバイザー」としての任務の一環としての補助事業の最終申請締切が8月15日で終了。最終回の採択率は4割前後と予想以上に厳しかったのですが、当方で担当したソフト事業(にぎわい補助)2件、ハード事業(まちづくり補助)4件の計6ヶ所の取り組みが受託されました。
ソフト事業の支援先は、①温泉津温泉旅館組合(大田市)、②三瓶商工振興会(大田市)の2ヶ所。これらは昭和期には賑わった島根の観光地ですが、団体旅行の衰退、スキー場の閉鎖に加え、最近開通した高速道「尾道~松江線」の動線から離れているため徐々に地域活力が低下。こうした衰退に歯止めを掛けようと立ち上がった人達と一緒に地域再生計画づくりをお手伝いさせて頂きました。
ハード事業の支援先は、①朝日町商店街振興組合(浜田市:ソフト事業も既採択)、②大田町本通り商店会(大田市:ハード再申請)、③広島シティカード協同組合(広島市中区:中心部商店街の連携組織)、④牛田商店街振興組合(広島市東区)。ハード事業の補助率は3分の2なので3分の1の自己資金負担が必要ですが、これらの先は将来ビジョンを見越して自らこの機会を前向きに捉えて資金投資の意思決定を行われました。今後の活性化に期待したいと思います。