※本投稿は4月25日個人FB投稿(※前半)を経営考房の勘所シリーズ(※後半)に再編したものです。
今日は午前中に新規先協議(東区)と既存先継続契約(中区)の業務を終え、本日プレオープンの #LECT (西区)へ行って昼御飯。
13時を過ぎているので混雑なく食べられるかと思いきや‥初出店に弱い広島人の行列が一番長かった日本橋2看板店の一つ「日本橋海鮮丼つじ半」で、ご祝儀がてら事業者側が粗利面で一番喜ぶ “竹”(980円税別)を並んで食べました。貝はコリコリ、刺身もまずまずながら…待ち時間が長かったせいか、締めの出汁茶漬けが温めだったのが残念!
噂通りご飯屋さんは充実(國松や蓬莱など広島の人気店も集結)してるので、次回は開店フィーバーが落ち着いた頃合いに、一番人気の「日本橋天丼金子屋」に行ってみようと思ってます♪
腹が一通り起きて店内ウォッチング‥①天井まで連なった壁面陳列が印象的な代官山 #蔦屋書店 のHiroshima版 T-SITE(店員さんが忙しそうだったので、棚の上の本をどうやって取るのか質問しそびれてしまった!)、②北関東~中部~北陸地方を席巻するHCの雄 #CAINZ でお買い物(福井での仕事の時に度々訪れてましたが、流通激戦区で揉まれているだけあって‥やはり品揃えと低価格は群を抜いてます!)。
入店時間のお昼過ぎには満杯だった駐車場も、16時過ぎ帰る時間にはガラガラ‥#オーバーストア 元年の気配も!?また、ライバルは #ネット通販 というLECT店長談もありましたが、私が先日ネットで購入した4割引商品(定点観測)が平気で定価販売されていたり…#消費者行動 の進化を見誤っている観もあるようなのが懸念されます。因みに、私のお財布は気がつけば2万円がなくなってましたの巻(笑)?!!
さて、本日28日(金)#LECT はGRAND OPENを迎え、テレビでは遠方から多くのお客さんで賑わう様子が報じられています。そこで先日25日(火)の個人投稿を受けて、#クリック(#ネット販売)vs. #モルタル(#リアル店舗)について所感を加えさせて頂きたいと思います。
日本の小売業販売構造は時代と共に移り変わり、ピークの1991年バブル時に10兆円に迫る勢いだった #百貨店 売上は長期低落傾向を辿り、2016年には1980年以来36年振りに6兆円を割り込みました。その一方で #EC市場 は毎年約二桁の伸び率を辿り、前の年に百貨店総売上を抜いて高い成長を続けています。先述の「ライバルはネット通販」という談話を裏付ける数値と言えます。
“毎日、行きたくなる。わざわざ行きたくなる。”は #LECT のCMで使われているフレーズ…消費者の買い物行動における非日常の期待感をくすぐる名キャッチコピーですね。
ところが、実際の買物となるとどうでしょう?。これだけスマホが普及した今日、リアル店舗で何か面白い“発見”があっても、恐らくその商品をネット検索してみて、結局“#価格”で購入先を選定する方が少なくないのではないでしょうか?こうした #購買行動 に太刀打ちするだけの“商品提案力”や“説明納得力”がお店側には求められます。
先日の経験で言うと、他店・他サイトで販売されている価格を熟知すること…NB等一般的な商品でなく消費者マインドを理解した付加価値商品を発掘すること…個客の興味に合せたツボにハマった使用価値提案を行うこと…それには商品を発掘するバイヤー、店頭接客する店員など“#人財力”を相当に高めていく必要があります。