【vol.24:“タラレバ娘”ならぬ“デモシカ親爺”はご注意】

年度末の残務整理を終え‥今日は4月1日、午前中にジョギングと溜まり込んでいたビデオ?鑑賞、午後は5時間に及ぶ四球・失策・残塁戦となったCARP?テレビ鑑賞。締まらない試合内容も勝てば結果オーライ…久し振りの怠惰な週末を過ごしておりますf(^_^)。
さて、東村アキコさん原作のドラマ「東京タラレバ娘」には賛否両論が沸き起こっていたようですね⁉「もし~していタラ」「もし~していレバ」と、仮定の婚活談に盛り上る吉高由里子・榮倉奈々・大島優子アラサー3人娘のストーリー。現実とは無関係な“他力本願”な仮定に一喜一憂する点は賛同しかねますが、まだ“前向き”な点が有る。Perfumeの主題歌「東京ガール」も素敵な曲だし…私は毎週面白く観させて頂きました(*^^*)。
問題は‥“デモシカ親爺”。この用語は戦後から高度成長期にかけて‥なり手の少なかった「公務員にデモなるか」「公務員にシカなれない」という侮蔑的イメージから、“デモシカ先生”というのが有名(安保闘争や組合活動に現を抜かすデモしかしない‥の意味も)。
この親爺は我々世代の起業に絡んでよく見られ、創業塾の参加者で言えば約1割位を占める‥所謂、リストラ中高年のケースに多いようです。
彼らによく有るのが「麺屋デモ始めるか」「粉もん屋シカ出来そうにない」などと言って、一番後ろの方の席でやる気無さそうに座ってる元サラリーマン諸兄。
簡単そうだから自分にも出来そうだ‥粗利も高くて儲かりそうだ‥という甘い考えですが、当然ながら‥起業とは社長として一切のリスクを引き受ける覚悟が不可欠❗“デモシカ”という“後向き”発想では成功は覚束ないし、素人レベルの味でお客様の支持が得られると思うことは浅薄な限り(-“”-;)
起業にはおカネが絡むだけに、残念ながら‥無計画な挑戦のせいで人生を台無しにすることも有り得る訳です。
昨今は四半世紀振りの雇用環境の改善で、あまり問題視されなくなりつつありますが、バブル崩壊後の長きにわたって繰り返されてきた問題でもあり、やはり自分磨きを怠っていると世の中に翻弄される羽目になるのでご注意を❗
また、新年度になって5月病の時期になると、会社に入ってすぐに辞める若者も目立ち始めます。何れにせよ、夢を実現させるにはそれなりの下準備が必要‼確かベストセラー本(グッドラック)の一節に「幸運は偶然にはやって来ない‥下拵えをした者のもとに平等にやって来る」というのがあった。経営者の方は特に“他力本願”でなく、“自力本願”で未来を切り開いて欲しい。

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