今週もバタバタして週30㎞(第7の習慣)の未達分をカバーするため愛犬を連れて見越山(広島学院の裏手)へ足を延ばして来ました。
また、母の不幸では多くの心温まるお言葉を頂き、改めて皆さまに感謝致します。有り難うございました。
さて、標題の件ですが、葬儀にご列席下さった方々の中に母の保母時代の後輩の皆さんが沢山お見え下り口々に「憧れの先輩保母さんでした」とのお声を頂きました。母は保専(広島女子大の前身)の第1期卒業生なので、保守的な旧体制下にあって仕事上も故無きいじめの矢面に立たされた世代だったんだそうで、後輩諸氏に道を開いてあげたのだとのこと。
家庭内の母親しか知らない自分にとって、初めて耳にする全く意外な母親像でした。今、女性の活躍が期待されるとの国策が取り沙汰されていますが、当時の時代背景を推測するにつけ、私にもその大変さは容易に想像出来ました。
母から最期に教わったこと…沢山の我慢を我が身に引き受けながら、その大変さを私達には微塵も感じさせず、いつも笑顔で家族に接し続けた母。仕事上も尊敬出来る存在だった彼女の大きさに、人として私は脱帽しました。
今回の訃報に接し、中小企業診断士の資格指導を通して独立された多くの皆さんが、私を元気づけて下さいました。母の仕事上の仲間との接し方を伺うにつけ、唯我独尊的なキライのあった自分を反省。先輩格の独立診断士として、これからは皆様から気軽にご相談頂けるような存在になれるよう更に精進していきたいと誓いました。皆さん、どうぞよろしく。
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2015年第1回合宿研修(1/28~29)
今年1回目の合宿研修です。冬開催は初めてですが、雪もなく道路事情がOKなのでやることになりました。今回は3社、同一業種の同時エントリー不可、当方事前認定済みに限定された非公開合宿です。
(※研修メニュー詳細は経営考房HP参照:http://kacoubou.com/)
なお、会場は写真の「梟雄庵 (合宿所)」が生命線の山水引き込みルート(約500m)のどこかで破損(ここは電気・ガスも無し)、依然使えない状態のため今回も「湖稜庵(研修所:全て有り)」での開催です。
2日目は超濃い日程です。朝、早起きしてウォーキング、それから朝食後は本格的運動メニュー。普通は10㎞ジョギングですが、冬場初開催なので皆さんの意向を採り入れて近所の八幡高原191スキー場へ。今日は「9」のつく特別dayなので、なんとリフト代が1,000円です(写真はゲレンデから臥龍山)。午前中、スキー、スノボ(私は今シーズンからスノボデビューなので、厳しい冷え込みでアイスバーン化した雪面に大苦戦…)を存分に楽しみ、昼食後、湖稜庵に戻り計画作りの材料出しが終わったところです。
これから夕食、お風呂の後は各自計画骨子が出来るまで眠れないという“地獄”の時間がまだまだ続きます。
目利き能力養成研修【第2期生】15名修了
㈱広島銀行が今年度スタートした「目利き能力養成研修」の第2期生下期研修(10月~1月)が終了しました。最終日の1月23日(金)夕方より、上期同様3グループ(15名)が5日間の研修成果としての戦略提案書のプレゼンテーションを実施。業種的には、①飲食業、②流通業、③サービス業と全て異なる企業を担当して頂きましたが、自班以外の別グループの発表を聞いて受講生相互が十分に理解・納得し合えた模様で、所期の目的である目利き手法の定着と一定レベルへの到達を実感できました。インターネット等の検索情報によると、「銀行員には経営戦略の目利きは不可能」といった専門家の意見が大勢を占めているようですが、私が同行の先駆的な研修企画を引き受けた時から想定していたある意味“勝算”(逆に元銀行員だからこそ限界と可能性を理解しているつもり…)が証明されたという点で、至極当然の結果として爽やかな思いで研修を修了することができました。
プレゼンに同席された融資企画部長様も堂々と発表する紅一点の女性行員の姿にはビックリされた様子でした。また、その総評の中で、超低金利下で金融機関の平均利ザヤがゼロ%挟みの厳しい情勢にある中、本業の中小企業融資で目利きを利かして収益性を高めていくことこそ地域金融機関の使命であり戦略であるというコメントは彼ら2期生への期待と重責が表れたものとして、研修を終えた皆んなも安堵感というよりむしろ引き締まった表情をしていたのが印象的でした。広島銀行は今後3年間かけて法人融資業務を中心とする100店舗に各1名、つまり100名の目利き行員を養成されるとのことで、こうした方針に共鳴する者として同行と一心同体でバックアップをさせて頂きたいと志を新たにしました。
経営改善計画策定支援事業(複数案件受託)
2015年の第1回投稿として、国の経営革新等支援機関の認定を前提として受託可能な経営改善計画策定支援事業への協力状況について進捗報告いたします。なお、本事業の利用スキームについてはHP内別メニューの料金体系等をご参照ください。当事務所では現在、この計画策定事業を3件並行して対応中です。1事業の完結に概ね3ヶ月という期間が必要なので、時間的な制約から同時進行での複数案件のお引き受けは出来ませんが、毎月1案件が完結するペースで仕事させて頂いておりますので、業績不振に悩んでおられる中小企業の皆様でメインバンクと合意が可能な方はその費用面でのメリット(国の補助が2/3なので自己負担は1/3)も享受できますので、タイムスケジュール面のご相談には応じられると思います。どうぞご遠慮なくお声掛け頂いてみてください。
さて、現在進行中の3案件は、①自動車部品製造業、②介護福祉サービス業、③レジャー用品卸小売業と全て異なる業種の中小企業です。本事業の支援対象者が借入金の返済負担等の影響による財務上の問題を抱えている会社であることから、守秘義務上の観点からも具体的な情報提供は差し控えさせて頂きます。ただ、スケジュール感の目安を参考までにご紹介させて頂くなら、③は今月の受託したばかりで決算書3期分の分析を含めた資料の収集分析段階、②はSWOT分析からコンセプト設計と“質的”戦略骨子の策定段階、①は中長期戦略の確定を経て“量的”計数計画のシミュレーション段階で今月中に完結予定です。当事務所では本事業で対応させて頂いた企業の破綻事例はありませんが、過去100件以上実績のある経営革新認定企業の中には残念ながら倒産・廃業に至ったケースも数件あることも事実です。そうした残念なケースに共通するのは、企業の思いと金融機関の思いとのズレが原因の一つに挙げられますので、こうした思惑のズレを排除するためにも経営改善計画策定支援事業の活用が望まれます。
JQA経営革新推進賞「審査総括」説明会に参加
昨日は広島ガス高田販売㈱の2014年度JQA経営革新推進賞の受賞に係る説明会がホテル・センチュリー21広島で開催されました。講師は日本経営品質賞委員会から審査員リーダーと事務局の日本生産性本部員の2名、受講メンバーは同社幹部と経営品質向上チーム(定例JQA会議メンバー)の6名、私は同社支援者という立場で特別にオブザーバーとして参加させて頂きました。非公開のため審査詳細のコメントは公表出来ませんが、ニュース欄で速報の通り、同社受賞は広島の企業としては初めての“快挙”なので、「審査総括」の結論部分を引用して以下に簡単にご紹介させて頂きたいと思います。
「当社は創業者の『暮らしを豊かにする』という経営理念のもと、業種発想から業態発想へと考え方の転換を図りながら、移動時間30分圏内の地域に密着したビジネスを展開しています。LPガス事業、家電販売事業、ハウジング事業を柱にし、独自の新規事業として暮らしの支援事業を展開することで、より地域に密着する企業へと成長を遂げられています。当社では、組織目的と長期事業構想を経営計画書に示し、それを勉強会や朝礼を通して組織全体で共有しています。そして各係やプロジェクトチームで実行計画書を作成することで、理想的な姿と現状とのギャップを認識し、課題解決のために戦略的に行動しています。また、プロジェクトチームでの活動や実行計画書の振り返り時の意見交換など、組織内での対話が活発に行われていることも現地審査で確認できました。さらに、暮らしの支援サービスの企画においては、暮らしの支援係と経営品質向上チームが一緒に議論するなど、目的実現のために係やチーム同士の協力関係が構築され、様々な活動が展開されています。顧客を起点として様々な活動を展開するために、アンケートや地域貢献プログラムにおける集会所清掃など顧客の声を集めるための工夫が行われています。そしてこれらの仕組みから、顧客や市場の変化を把握し、それを新規顧客獲得や提案滑動に結びつけています。市場全体が縮小傾向にある中、当社では、他のガス事業者にはない独自性のある取組みと、地域の住民の困りごとを解決する『暮らしの支援サービス事業』が着実に展開されています。このように戦略的に活動した結果、ガス事業における新規開栓の獲得や暮らしの支援サービスの売上増加が図られ、『ガス事業者』から『暮らしを豊かにする商社』に向けた経営革新が推進されています。」
如何でしょうか。当社が足元10年近くの期間を通して、ブレることなく努力を積み重ねてきたダイナミズムの断片でも感じ取って頂くことができれば幸いです。また、当社にとって、こうした歩みの端緒となった取り組みは、別ページ「今月の公的認定」でご紹介している経営革新認定からスタートしています。2014年の年末に際し、皆様の会社でも来年を変革の第一歩として歩き始めていかれることを祈念して今年のHP情報の締め括りとさせて頂きます。
障害者自立支援協議会(就労支援部会)
本日、広島県障害者自立支援協議会の平成26年度第1回就労支援部会が県庁で開催されました。私は2007年度から当部会の外部委員として参画させて頂いており、特に昨年度の法改正前の自立支援法制下では県内多数の施設で働く利用者さんの工賃(給料)アップのお手伝いを続けてきました。こうした社会貢献事業への参画を決意したバックボーンは、今年夏に84才で亡くなった父が齢50を前に弱視(のちに失明)の障害者となり、勤めていた学校を不本意ながら早期退職。当時、未だ私が高校生、兄は大学生というお金のかかる大変な時期だったため、障害者にとって年金頼りではとても金銭的に十分な暮らしが出来にくいという実態を変えられないかという思いがあるからです(ただ、父母は我々子供にこうした不安を感じさせないよう努めていたようです)。
今日の議題は、①広島県障害者自立支援協議会、②第4期広島県障害福祉計画の素案、③関係機関からの情報提供の説明事項ならびに広島県工賃向上に向けた取組の策定でした。他8名の委員の皆様が福祉・労務分野のオーソリティの中で、私だけが民間企業者であり経営面から意見を求められる立場なので、毎回こうした役回りを心得て発言させて頂いています。障害者雇用の促進に関しては、身体・知的・精神という3類型の障害特性を活かして重要な働き手として位置付けるビジネスモデルについて、事前相談でお話した内容が網羅され今後の事業者への普及促進に大いに期待したいと思います。ただ、一昨年まで経営コンサルタント派遣事業で実務の一翼を担ってきた事業所の工賃については、自立支援法制下で一貫して全国平均より高い水準でアップしてきた広島県平均工賃が昨年度は5年振りの減少に転じたという報告があり、私が直接事業関与しなくなって以降の問題とは言え、高邁な理想を掲げ現場支援を行ってきたという自負がある分とても残念な思いがしてなりません。
JQA認定アセッサー更新研修に参加
日本生産性本部(東京)にて、隔年必要とされるJQA日本経営品質賞セルフアセッサー資格の認定更新研修に参加してきました。今回の研修は、①午前:本HPで今年初に紹介の2014年版アセスメント基準書の改訂事項解説、②午後:チェーン展開する神戸のパン屋を題材としたグループ演習。
①については広島ガス高田販売㈱のJQA日本経営品質賞「経営革新推進賞」受賞のニュース記事に記述の通り、今年度の同社申請に向けた勉強会で精読して相違点や改訂の主旨を咀嚼して自ら解説していたので確認という意味合いであった。本音を言えば、この研修を受けた後であれば随分時間の節約が出来たのになぁ…というところ。
②については経営革新等支援機関として今年、パン屋の経営再建計画の策定とモニタリング実務を実践中なので難無く課題と対応策をまとめることができた。チームメンバーは大手企業の管理職を中心とした6名でしたが、個人事業主の私も臆することなく問題解決に導く“切り口”を提言。【A】製造販売業という特性を勘案した論点整理のために「QCD」+「S」、【B】混乱状態にある組織再生の勘所としてバーナード組織論の主要論点である「目的」「貢献意欲」「コミュニケーション」の3層構造理論をレクチャー。多少出しゃばった感もしたが、結果としては8つのチームの内で一番討議内容レベルが高いとの講師評価を得ることが出来たようだ。
英知が結集する東京での研修なので、地方の1コンサルとしての自分に気後れする思いも無きにしも非ずでしたが、広島ガス高田販売㈱の受賞同様に全国レベルのフィールドの中でこそ日頃の自己研鑽の成果が再確認出来たこと点で有意義だと感じるとともに、今国が模索している都会だけではなく“地方を元気にする”という方向性の一翼を担えればと気を引き締めて帰広しました。
京橋川オープンカフェ出店者選定
広島市が「水の都ひろしま」計画の一環として全国の先鞭をつけた水辺のオープンカフェ事業について、平成26年度は京橋川左岸地区の事業者選定が行われました。
今春、B地区(京橋東詰:上流側)に出店が決まった広島で有名な老舗料亭の㈱太田荘に続き、秋の選考委員会においてA地区(稲荷大橋東詰:下流側)で㈱SPNの出店が決まり11月27日付で公表されました。同社はオーナーの女性がタイに赴いて宮廷料理の修行を経て安佐北区可部町で既存店を展開、ミシュランガイド広島版にも紹介された美味しいタイ料理のお店です。
この事業がスタートした2005年以来、足掛け10年間にわたり委員として出店者選考に携わってきた私にとって、オープンカフェの発祥地広島で京橋川・元安川とエリアの広がりを伴って事業が継続していること、更に全国から視察の皆さんが訪れて頂いて各地にオープンカフェの環が拡がりつつあることを嬉しく思います。
2014年9月 経営革新認定
今月は業歴32年の和装品販売業(卸・小売)、広島市の㈱大樹の経営革新事例を紹介します。当社は広島で創業後、京都にも進出するなど順調に業容を拡大していたが、バブル崩壊後のデフレ進行と和服業界の不振を受け、販売先小売業者の淘汰など業容拡大の基盤を成してきた卸売業態での行き詰まりを経験。10年前から利益重視の経営を目指して、小売業態への重心シフトを展開。今回の経営革新はその進化系として、自社オリジナルの「遊」ブランド商品を確立するもの。
自社ブランドを樹立するということは“言うは易し行うは難し”ですが、当社は社長の人的パイプを活かして複数の外部専門家・専門メーカー等(江戸小紋・友禅等の作家、伝統工芸士、各種職人)とタイアップしてOEM商品として製造直売の仕組みを形成。眠っているヒト・モノ・ノウハウの経営資源を掘り起こして、新たに他者とWin₋Winの関係づくりでお互いのカネ資源の最大化を図るという発想(自社だけで問題解決できなくてもOK!)は、業歴の長い中小企業の皆様にも、是非参考にして頂きたいものです。
2014年8月 商店街補助事業6件採択
中小企業庁「商店街よろず相談アドバイザー」としての任務の一環としての補助事業の最終申請締切が8月15日で終了。最終回の採択率は4割前後と予想以上に厳しかったのですが、当方で担当したソフト事業(にぎわい補助)2件、ハード事業(まちづくり補助)4件の計6ヶ所の取り組みが受託されました。
ソフト事業の支援先は、①温泉津温泉旅館組合(大田市)、②三瓶商工振興会(大田市)の2ヶ所。これらは昭和期には賑わった島根の観光地ですが、団体旅行の衰退、スキー場の閉鎖に加え、最近開通した高速道「尾道~松江線」の動線から離れているため徐々に地域活力が低下。こうした衰退に歯止めを掛けようと立ち上がった人達と一緒に地域再生計画づくりをお手伝いさせて頂きました。
ハード事業の支援先は、①朝日町商店街振興組合(浜田市:ソフト事業も既採択)、②大田町本通り商店会(大田市:ハード再申請)、③広島シティカード協同組合(広島市中区:中心部商店街の連携組織)、④牛田商店街振興組合(広島市東区)。ハード事業の補助率は3分の2なので3分の1の自己資金負担が必要ですが、これらの先は将来ビジョンを見越して自らこの機会を前向きに捉えて資金投資の意思決定を行われました。今後の活性化に期待したいと思います。