【vol.1:遠慮~高車高の車~】

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【経営のプチ勘所vol.1:遠慮~高車高の車~】
このところ審査資料との格闘で、余裕のない毎日を過ごしている私ですが、今朝の車での移動中のこと…信号待ちで真後ろについたヤンキーカップルの車と、因果なことで10数㎞にわたって並走しました。
彼らは低重心に改造した軽シャコタン車で、忙しなく左右に車線変更を繰り返して前へ追い抜き、一旦は私の視線から見えなくなりました。
しかし、結果的には私の車が遥か前方に行き、バックミラーから消え去ったのです。
その間のハンドル操作は僅か3回の車線変更、本来なら事故に繋がる変更はしないに越したことはないのですが、流石にそれほどの余裕がある状態ではないので最低限の操作をした訳です。

何故、この差が生まれたかというと、ヤンキーカップルは車内でペチャクチャ喋りながら、低車高で目前しか視界が見えない中の運転。
私の車は車高も高いため、進行方向先の交通状況を読んで早めに最低限の車線変更をして流れに乗れたこと。
因みに、私のマイカー選定基準は、高車高&四駆です。四駆というのは、雪道を含めどんな悪路でもいつも間違いなく走れるためです。

「遠慮」という言葉の本義として中国では、「遠くを慮る」こと…すなわち先を見越した中長期的な対応をするという意味合いがあります。
会社運営に中っても、業績不振に陥ると内紛や近視眼の目先に囚われたジタバタ状態をよく目にしますが、ヤンキーシャコタンではなく高車高で余裕を持って冷静に「遠慮」した舵取りをして頂きたいと思います。

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